また、思春期以降に感染すると、睾丸炎や卵巣炎にかかることがあり、不妊の原因になることも。おたふくかぜは、一般に4~5才が一番かかりやすい時期ですが、保育園や幼稚園では流行するとあっという間に広がります。入園する前に受けておいたほうがよいでしょう。通常の反応として、敏感な子には、軽くおたふくかぜにかかったような症状が出ることがあります。
接種2~3週間後に、発熱、耳下腺のはれ、せき、鼻水などの症状が出ることがありますが、これらは一時的なものです。まれに、2~4週間後に無菌性髄膜炎を起こすことがありますが、症状は軽く、後遺症が残ることもありません。